学生・研修医の皆様へ

研修医の声

当科の研修医の声をご紹介します。
阪大病院泌尿器科 後期研修医 三木愛梨

私は平成31年に島根大学を卒業後、阪大病院の所謂たすき掛けで、1年目を箕面市立病院、2年目を阪大病院で初期研修を行い、阪大泌尿器科専門研修プログラムに参加しました。現在、泌尿器科専攻医1年目として、阪大病院で勤務しております。
研修医(専攻医)の声として、診療科選択と医局選択について書かせていただきます。

まずは、診療科選択について。

内科志望だった医学部6年の私は、人気の内科実習の選択権を、くじ引きで失い、仕方なく泌尿器科実習を選択しました。実習当初、早く帰ることばかりを考えていましたが、泌尿器科は、分野が幅広く、内科的治療から外科的治療まで一貫して診ることができ、術式も様々で、ロボット手術や尿路変向・再建術、砕石術等があることを知っていく中で、「ああ、こういうの好きだ。楽しい。」と、どんどん泌尿器科に心惹かれていきました。泌尿器科に進んでよいのだろうか、という迷いを抱えたまま研修医になり、一通りの診療科で研修を終えた頃、やはり一番好きなことをして生きるのが良い、と思い、泌尿器科に進む決心をしました。

次に、医局選択について。

関連病院が大阪府内で充実しており、他科に進む同期も阪大医局に入局するから、という理由で阪大泌尿器科を選びました。現在、阪大病院で同期と共に過ごし、第一線で活躍されている大学スタッフの先生方のご指導の下、大学ならではの症例を経験したり、学会発表できる環境は貴重で、恵まれていると感じています。2年目以降は市中病院で勤務することになっています。専攻医の間は、1年毎に病院を移るため、様々な環境で、沢山の先生方と一緒に働き、研鑽を積むことができます。

なお、他科同様、泌尿器科も女性医師が増えているようです。阪大泌尿器科にも、ここ数年、女性専攻医が毎年1名以上入局しており、2021年度は、私を含む2名が入局しました。
また、私のように他大学出身で、阪大に壁を感じている方は、安心してください。私の同期は半数以上が他大学出身です。

泌尿器科に興味をお持ちの方は、是非一度、真面目で面白い、個性豊かな阪大泌尿器科医師と触れ合いに来てみてください。泌尿器科の、阪大の、魅惑的な世界に誘われること間違いありません。

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