研究室案内

ご挨拶

野々村祝夫教授からの皆様へのご挨拶です。
野々村教授03 大阪大学医学部附属病院 泌尿器科 科長野々村祝夫 教授

私が泌尿器科医を志した24年前と比較して、「泌尿器科」という言葉が我が国において次第に市民権を獲得しつつあると思います。欧米においては外科学のさらに専門分野としての位置づけであるのに対して、我が国においては皮膚・泌尿器科学から独立するという特異な経緯があるために外科学の一専門分野という意識が世間一般的に低いのが現状ですが、この20年あまりの間には、高齢化社会を反映して、泌尿器癌や排尿障害の患者さんが著しく増加し、社会における泌尿器科医の必要性が増しつつあるように思います。一方、診療面においては、尿路結石治療のための体外衝撃波による結石破砕装置の登場、腹腔鏡下手術の普及、排尿異常に対する様々な薬物療法の登場といった大きな変化があり、その診療内容も多様化しつつあります。すなわち、もう泌尿器科は外科の一部というだけでなく、内科的側面あるいは婦人科的側面も併せ持つ科として成長し続けているわけです。まだまだ全国的に見て泌尿器科医は不足しています。私たちは、男女を問わず、泌尿器科を志して我が門を叩いた若き医師たちを“一人前の立派な"泌尿器科医に育てるという使命感を持って人材育成に努めたいと考えています。

泌尿器科とはどのような科で、どういった診療活動をしているのかということに少しでも関心をもたれた方が、このホームページを見て、大阪大学泌尿器科の門を叩かれることを願っています。