学生・研修医の皆様へ

卒後研修FAQ

皆さんが志望科や医局を決めるときに持つ、“迷い”や“とまどい”に対してQ&Aの形でお答えします。

入局を希望される皆さんへ

大阪大学泌尿器科は、大阪府と阪神地区に30以上の関連病院があり、約150名の泌尿器科医が一定のローテートシステムで勤務しています。このローテートシステムは高齢化社会と泌尿器疾患の増加に対応して、優秀な泌尿器科医を育成することを第一の目標としています。

しかし一般外科と異なり勤務医、開業医ともに泌尿器科医が不足しているのが実情です。一般外科に比べ歴史が浅く、一方で高齢化社会でのニーズが高いのがその理由です。"21世紀は泌尿器科医を求めています。"

皆さんが志望科や医局を決めるときに持つ、"迷い"や"とまどい"に対してQ&Aの形でお答えします。



泌尿器科後期研修プログラム FAQ

スーパーローテートで大阪大学泌尿器科卒後研修はどうなる?

平成16年からスーパーローテートが始まりましたが、従来のような卒後すぐでの泌尿器科研修はなくなりました。阪大では1年目はイントロ1ヶ月、内科6ヶ月、外科3ヶ月、救急3ヶ月(救命センター・麻酔科・ICUのうちいずれかを3ヶ月)の計13ヶ月、2年目は小児+産婦3ヶ月、精神1ヶ月、地域医療(公衆衛生)1ヶ月、選択科6ヶ月を研修することになります。したがって泌尿器科を希望する人は最終の(2年目のうち)6ヶ月間のみ泌尿器科での研修を行います。


1年目から学外で研修する場合は?

阪大卒の学生は毎年100名前後ですが、厚生労働省案では阪大病院の研修医数は1年目2年目をあわせて約100名とされています。したがって、1年目は50名程度となり半分近くは最初から学外の研修となります。

研修内容は阪大内での研修プログラムとほほ同じになると思います。学外病院の方がより一般的なシステム、疾患について学習できると考えます。


泌尿器科への入局はいつするの?

手続き上は2年間のスーパーローテートが終わってからになります。しかし泌尿器科志望の意思表示は、学生時代も含めていつでも大歓迎です。


3年目からはどうなるの?

3年目から実質的な泌尿器科トレーニング、つまり後期研修に入ります。大阪大学または関連施設での後期研修プログラムに参加し、多くは専攻医(レジデント)として勤務することになります。専門医資格取得のために、初期研修終了後の4-6月に研修施設の代表指導医と泌尿器科学会専門医制度審議会に泌尿器科研修宣言し、登録手続きをしておくと登録して4年目に専門医資格が申請できます。また、日本泌尿器科学会に入会しておくと、教育プログラムへの参加等、何かと有利です。


研究や学位はどうなのでしょうか?また留学はできますか?

2年間の卒後研修、その後の関連病院での4~7年間の臨床トレーニングの後、希望があれば学位取得を目標に、大学院に入学するか研究生(医員)として大学に帰り研究生活をはじめていただきます。大体3~5年間で学位が取得できます。普通にやっていれば必ず学位が取得できます。大学院を終了すると「大阪大学大学院医学系研究科 平成XX年度卒業」といった最終学歴になります。

その後は研究生活を続ける、関連病院に勤務、また海外留学などの道があります。アメリカ合衆国を中心に常時3~5名が2~3年の長期留学をしており、希望すれば必ず留学が実現します。


大阪大学泌尿器科の関連病院は?

大阪大学泌尿器科学教室は、関連病院が多く質の高いことが特長です。

大阪大学泌尿器科関連病院一覧を参照してください。大阪府下と阪神地区の主だった病院が網羅されています。ほとんどの病院が通勤圏にあります。一般に他大学医局では、就職勤務先が遠くなることが多く、卒業後10年以上経っても、引越しなどの問題が付きまといます。大阪大学泌尿器科の関連施設では引越しなどの不安はまずありません。


大阪大学泌尿器科のレベルは?

大阪大学泌尿器科学教室とその関連病院は、診療内容や基礎研究において高いレベルを維持してきたことが自慢です。

毎年の学会発表、論文数、また腫瘍・内分泌・結石・移植・前立腺、排尿や内視鏡手術などの診療や研究領域の広さにおいても群を抜いています。卒後研修のシステムがしっかりしており、毎年5~7人の大学院生や研究生を受け入れて学位をとっていただいています。また基礎研究のレベルの高さを生かし、学内の基礎講座や研究所、学外の国公立研究所や海外との協同プロジェクトが進行しています。


大阪大学卒業でなくても教官や部長になれるの?

大阪大学泌尿器科学教室に入局した多数の他大学出身の先生が、大学教員や関連病院の勤務医として活躍しています。

教員層のみならず関連病院の部長や副部長にも、他大学出身者が少なくありません。一つの大学出身者のみで物事をすすめることは、教室の発展や社会の要請に応える上でも望ましくありません。全国より広く人材を集めて医局の発展をはかるのが大阪大学の「学風」です。



研修のお問い合わせ

例えば、「今後15年以内に前立腺癌が日本人男性の癌のトップになる」と言われています。しかし早期に診断・手術すれば社会復帰でき、本人にとっても社会にとっても福音となります。その治療法もopen surgeryから内視鏡手術やロボットを用いての手術、また小線源放射線治療などへと日進月歩で進歩しています。

高齢者社会に向けて泌尿器科医が必要なばかりではなく、日本人の生活の質を高めるために、優秀な泌尿器科医が必要なのです。泌尿器科の専門医として、我々の仲間に入りませんか?

平成29年6月
大阪大学泌尿器科学教室 入局研修担当
福原慎一郎


大阪大学泌尿器科学教室での卒後研修に興味をもたれた方は、以下までご連絡ください。

福原 慎一郎

 TEL: 06-6879-3531 / FAX: 06-6879-3539
E-mail: fukuhara@uro.med.osaka-u.ac.jp

そして一度は見学に来てください。もちろん、関西地区以外の出身者の方も女性の方も大歓迎です。

夏休み期間中に大阪大学泌尿器科あるいは関連施設の見学をしませんか?2日間程度がお勧めです。